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上越市内の引越しで出たゴミの処分! どこに依頼すればいい? 

引越しのときは、いらなくなった物を処分するのに絶好の機会です。せっかくの新居に、不用品を持ち込むのは、邪魔になるだけでもったいないですよね。

しかし、このときに出たゴミは、物によって処分の仕方が違ってきます。このゴミの処分方法を調べたり、手配するのが、けっこう面倒な作業です。

とくに引越しが迫っている時期は、他にもやることがたくさんあります。そこで、この記事では、引越し時に出たゴミの処分方法について、まとめて解説します。

 

引越しでの不用品は、引越し前に片付けましょう!

引越し後も使う予定のないいわゆる不用品は、できるだけ引越し前に処分してしまいたいですよね。

ただ、実際には、いるものといらないものをはっきり分けるのは、意外とたいへんなことでもあります。その物に愛着があって、残していけない…なんてこともあるからです。また、引越しの準備が忙しくて、仕分けが間に合わない…結局ぜんぶ持っていくことに…というケースもあります。

そこで、まずは、引越し前にいらないものを処分したほうがいい理由をまとめました。

 

引越し先でゴミを処分することのデメリットは?

不用品は出来るだけ引越し前に処分した方がいいことを、あらためて認識するためにも、引越し先で処分することのメリット・デメリットを見てみましょう。

 

不用品にも運搬費用が掛かる

不用品であっても、引越しを指定されれば、丁寧に梱包し、大切に輸送されます。もし、引っ越した後で「不用品」だと判断し、廃棄するのであれば、これら引越しの作業はいらなかったことになります。この品物を守るために使われた梱包材や輸送の手間を考えると、資源の無駄遣いだといえます。

そして、まだ慣れない新しい町で粗大ゴミとして出すのか、そのルールや方法を調べるだけでも大変な思いをすることに。

引っ越す前にいるものといらないものを分別し、新しい住居から出す不用品はなるべく少なくしましょう。結局の所、引越し前に処分した方が安上がりとなります。

 

ごみ出しルールが変わる

新しい町では、ゴミ出しのルールが変わってきます。今まで普通に出せていたごみも、有料のごみ袋やシールが必要となったりする場合もあります。

ごみを出しても、このルールを守っていないと収集されず、置いていかれることもあります。結構恥ずかしい思いをすることにもなります。

また、新しい町では、ごみステーションの位置がわからず、どこに出したらいいのかわからない場合もあります。早めに自治会幹事さんに引越しの挨拶をして教えてもらいましょう。

 

ごみ出しのコミュニティに入る必要がある

自治会・町内会に入会し、ごみ出しのコミュニティに入るまで、実際には出せないのが実情です。

このように、ごみ・不用品は出来るだけ、引越し前に片付けた方が、メリットが多いと言えます。

 


引越し荷物の総量により輸送手段が変わるので、事前の断捨離を!

引越し作業は、トラックのトン数と台数、スタッフの数、移動距離で価格が決まります。移動距離だけはお客様のご都合で決めることでありますが、それ以外の要素は積み込む荷物の数と大きさでほぼ決まります。

引っ越した先で、何年かして整理したら、ほとんど不用品だった、などという事例も結構あるようです。分別しないと、業者は不用品でも大切に梱包し、輸送してしまいます。

ですので、引越し前の何ヶ月かの間に「断捨離」を行い、本当に必要なものか、もう使わないのではないか? を家族の間で検討し、不用品を手放してしまうことが引越し代の節約になります。

まだまだ十分使えるもの、製造年月の新しいものは廃棄ではなく「リユース」することができ、この場合、単なる回収ではなく買取りも可能な場合があります。引越し代の足しになることもあります。ぜひ一度検討してみてください。

 

引越しの身体的・精神的負担につけこむ悪質業者に気をつけて!

引越しは荷物の運び出しと、輸送・搬入、片付け、新しい生活のスタートと、あらゆることを一日、いや、数時間のうちにすませるという大変な負担を伴います。引越し会社では、そうしたお客様のご負担を極力減らすべく、細心の注意をもってサポートすることを任務としています。

引越し会社は何ヶ月も前に決めたのに、不用品回収業者を呼んだのは、実は昨日のことだった……などと言う事例は実際の所、多いと見受けられます。

不用品回収の悪質業者は、引越しで忙しいお客様の足元を見て、高額な処分代を請求したりします。でも、もう引き払うおうちで、不用品を片付けてもらいたいあまり、その要求をのんでしまったりするのです。

回収する不用品の数量、かさが大きい場合、出来るなら引越し業者と同様、何ヶ月も前から準備し、数社見積もりを取り、優良で良心的な仕事をしている業者を選定するべきです。


新たな家電製品などを購入する場合は、引越し先で!

家電製品は、古くなると段々と性能も落ちてきて、新製品への買い替えや買い増しが行われます。でも、引越し前の買い替えや買い増しはちょっと待ってください!

近々引越しのご予定がおありでしたら、新しく住む町で購入することをお勧めします。引越しのときに出来るだけ荷物の点数が少ない方が引越し代の節約になるからです。

 

上越市のゴミ出しルール

 

平成20年4月から「家庭ごみの有料化」が実施されています。

上越市のルール

有料の「指定袋」や「指定シール」を使用して決められた集積所、決められた時間までにごみを出すことになっています。町内会のルールがある場合はそれに従ってください。


なお、資源物(缶・びん・ペットボトル、新聞紙・雑誌類・段ボール、乾電池、蛍光灯、紙製容器包装、プラスチック製容器包装、廃食用油)は指定袋や指定シールはありません。


指定袋のあるもの

①生ごみ
②燃やせるごみ
③燃やせないごみ


容器包装(プラスチック)

資源物のうち容器包装(プラスチック製)を分別する際は、次の点に注意してください。

①プラマークがあるか確認してください

②それ自体がプラスチックでできた商品や製品、中身の商品と分離しても不要にならないものは、容器包装(プラスチック製)ではなく、燃やせるごみです

③必ず中身を使い切り、軽く水ですすぐか、ふき取るなどして汚れを取り除いてください

④手作業で異物の選別や除去作業をしているため、二重袋にせず、ごみは直接袋に入れてください

⑤電池、カミソリ、ライター、注射針などの危険な異物は、絶対に入れないでください

⑥分別収集した容器包装(プラスチック製)は、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じてリサイクルしています


回収協力店に出すもの

各協力店の店舗、店頭にある回収箱に入れてください。ない場合は店員の指示に従ってください。

①廃食用油の回収
②牛乳パック、白色トレイの回収
③小型充電式電池、ボタン電池、コイン電池の回収

 

集積所以外の場所に持ち込む

①木製家具や畳
②小型家電のリサイクル
③資源物常時回収ステーション

 

市では回収しないもの

①エアコン、テレビ、冷蔵・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機(家電リサイクル法4製品)
②パソコン
③オートバイ
④消火器
⑤FRP廃船など

 

処分できないもの

下記のようなものは、上越市では処分できません。

・家電リサイクル品(テレビ・エアコン・冷蔵庫・冷凍庫・洗濯機・衣類乾燥機)
・パソコン
・一辺の長さが1mを超えるものや、重さが30kgを超えるごみ(粗大ゴミ)
・事業活動によって出たごみ(農業を含む)
・特殊な処理が必要なもの(消火器など)
・液体類(中身の入った容器)
・3ミリを超える厚みのある鉄製品(足踏みミシン、井戸のポンプ、鉄アレイ、モーター、エンジン等) など

 

市で回収出来ないものについては、有料の回収サービスを利用しよう!

以前住んでいた町では粗大ゴミとして回収してくれたのに! ということも、引越しの前後ではよくあります。行政で回収出来ないものは、それが「ルール」になっているからであり、容易に曲げられるものではありません。

廃棄する予定があるのに、先延ばしにしている方。廃棄するかどうかを迷っておられる方。将来的に利用するかどうかもわからないでいらっしゃる方……

今一度、引越し前にご家族で検討・検証してみてはどうでしょうか?もし、引っ越した後で不用品となった場合、市の粗大ゴミに出せるならいいのですが、出せない場合、有料の回収サービスを利用するのがおすすめです。

 

行政に出すか、不用品回収業者に頼むか迷ったら?

引越し時には梱包材や、据え付けられないため不用品となったものなど、大量のごみが出ます。もちろん、分別して出せば引き取ってもらえる場合もありますが、引き取りできないものもあります。そうしたとき、有料の不用品回収業者の利用も検討されてはいかがでしょうか。

 

行政では引き取ってくれないものも

新居に入らなかった家電製品や家具、健康器具など玄関先に置いておくしかない場合も考えられます。市からもらったごみ出しのルールブックと照らし合わせ、申し込み部署を探すのですが、見当たりません。つまり、回収は行っていないようです。

そうした場合、一般廃棄物収集運搬業許可を持った回収業者に頼むしかありません。有料なサービスだけあって、重たい不用品を手際よく搬出し、トラックに積み込み、持ち帰ってくれます。

引越しのときの肉体的・精神的負担はかなりのものであるのが通常です。それでなくても、次の日から始まる新しい職場、新しい学校のために、その日は早めに休み、鋭気を養いたい所でしょう。

任せられる所は業者に任せ、新しい生活に備えられることも大きなメリットとなります。


リユースできるもの

リユースとは、文字通り、誰かの手に渡り、再び使われるものです。具体的にはリサイクルショップなどに持ち込み、買い取ってもらい、きれいに整備されて、誰か欲しい人がそれを買い、使用するということです。引越し前の時間があるときにゆっくり検討しましょう。

電化製品や家具、健康器具など、まだ使える品物だと買い取ってもらえる場合が多いです。

特に、もう使わない。家族の数より多いテレビなど、不用品になる可能性が高いものは、引越し前に処分することを考えてみてもいいのではないでしょうか。

これも、引越し時や引越し後の、ばたばたしたときにやることではないです。事前に時間をかけて本当に必要か(不要か?)をじっくり検討し、また使ってもらえる誰かのためにリサイクルショップや回収業者に買い取ってもらう。粗大ごみに出すよりもいいことです。


行政を利用する場合のメリット・デメリット

条件を満たしていれば、行政で回収してくれる粗大ごみもあります。処分方法としてはもっとも身近な手段ではないでしょうか。


行政を利用するメリット

①料金が安い……何と言ってもこれにつきます。
②安心、安全……不法投棄の心配がない

 

違法な回収業者に引っ掛かるリスクを考えると、行政のやることですから、何より安心です。

安い値段で回収し、後からそれを山間部などに不法投棄された場合、お客様にも責任が問われる場合が必ずしも否定できません。

ちなみに、不法投棄は、近年は重罰化されていて、「5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金またはその併科」とされています。違法業者が罰せられるべきものなので、お客様にいきなり責任を問われることはないですが、明らかに不法投棄されるのを知っていて、依頼したと見なされる場合など、注意が必要です。

 

行政を利用するデメリット

①引き取ってもらえる条件が厳しい
②家電リサイクル法4製品とパソコンなどを始め、引き取れないアイテムが多いのに加え、粗大ごみの条件も厳しくなっています
③指定集積場所に持ち込まなくてはならないこと。これが大きなネックとなるのではないでしょうか

 

不用品回収業者の選び方

不用品回収に関する苦情やトラブルは結構多いのです。引越し作業が山積みの忙しいときですが、業者選びは慎重におこないましょう。

 

見積を取りましょう

不用品の回収をやっている業者はたくさんあります。インターネットで検索すると軽く100万件以上の記事が見つかります。各社各様の強みがあります。

条件が合えば、安くスムーズに不用品を回収してもらえ、新しい品物であれば買い取ってもらえることも。

まずは、ここと思う業者を少なくとも3社ほど見積依頼してみましょう。多くて5社くらいあれば十分です。

安すぎるところ、高すぎるところなど、いろいろな見積が送られてきます。あまりに安すぎるのは注意が必要です。きちんと仕事をしなかったり、後のトラブルの原因になったりします。

見積を比較してみれば、大体、このくらいという「相場」がわかります。そして、内訳を見れば、自社スタッフを抱えているので作業費が抑えられたり、自社車両を使用するので車両代が抑えられたり、経験が豊富なので、作業時間が短くてすむなど、各社各様の強みが見えてきます。

見えてきたら、その中でいちばん適切な価格を提示する業者を選べばいいのです。

 

トラブル事例

回収業者に関しては国民生活センターに年間200件あまりの相談がよせられています。

 

高額な請求

訪問してきた不用品回収業者が最初は無料と謳いながら、積み込みが終わるなり、「積み込みが無料だとは言っていない。○○円かかります」などと、法外な値段を要求されたというものです。

 

不法投棄

見積価格が安かったので頼み、作業も終了した。しかし、後日、交番のお巡りさんから、高速道路の高架下の空き地に不法投棄されていたと知らされたというものです。

 

引越し当日のバタバタ

回収業者に引越し当日に作業を依頼した。荷物を搬出した後、不用品だけが残された。それらを引き取ってもらう予定だったが、「○○円かかる」と、見積時の2倍以上の金額を請求され、「いやなら持って帰らない」と言われたというものです。

完全に、こちらに他の手段がないことを見透かしてそんなことをするのです。荷物を搬出したら次は引越し先で荷物の受け入れをしなくてはなりません。ここでこんな業者の相手をしている暇などないのです。そして泣く泣く言われるがままの金額を払い、不用品を引き取ってもらったというケースも報告されています。

このほか、処分を依頼した家電製品が「廃棄物として海外に輸出」されそうになったなどがあります(禁止されています).

ただ、これらのトラブルは、先ほど申し上げた複数社への見積をとって、優良な業者を見つけていれば防げた事例でもあります。


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まとめ

引越しの梱包材などのゴミは出来るだけ早く荷物を開梱し、引越し業者に持ち帰ってもらいましょう。自分で資源ゴミなどに出すと負担が掛かります。

不用品は引越しの前にゆっくり時間をかけて処分し、引越し作業の軽減に努めましょう。

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