引越しが決まった! 家具はお気に入りだから丁寧に運んでもらうのは当然だとして、エアコンは、どうすればいいのでしょうか?
自分で買ったエアコンなら、新居に持っていこうと考えるところですが、取り外しや新居での取り付け、汚れ具合などを考えると、あとどのくらい使えるのでしょうか。
引越しにともなう費用はどのぐらい?
ここでは、引越し時のエアコンの取り扱いについて、まとめてご紹介します。
目次
エアコンを引越しするメリット・デメリット
引越しした後は、新居に合ったデザインの家具や家電で統一したい!
こういうご要望もあるでしょう・
そうすると、今まで使用していたエアコンは、新居に持っていく必要があるのでしょうか?
エアコンも持っていった方がいいかどうか、メリット・デメリットで考えてみましょう。
そもそもエアコンを移すにはどんな処理が必要?
エアコンの引越し作業をざっくりと説明します。
まず、現在ついているエアコンを取り外すことから始めます。エアコンを取り外すには、まず、室内機にたまっている冷媒ガスである、フロンを室外機に封入してから、配管を外します。
それから、室内機を取り外して行きます。室内機は壁に固定された金具を介して取り付けられています。
取り外した室内機は配線をまとめて梱包し、トラックへと運ばれます。壁には金具を取り付けていたねじの穴が残りますし、壁には配管の通っていた貫通孔が残ります。この穴は室内機を取り外した際に、プラスチックの蓋で閉じます。
引越しは室内機+室外機+配管類のセットとなります。配管は新しくすることもありますが、引越し先の新居では、この逆の操作で、取り付けが行われます。
他の引越し荷物が、単に部屋に置いてあるものを梱包してトラックに運び出すだけなのに対して、エアコンは手間が掛かります。
ここまで手がかかるとなると、そもそも新居に持って行く必要があるのか、引越し先で買い替えたほうがいいのでは、と考える方も少ないありません。
エアコンの寿命から考えると?
家電製品については、古い家電製品からの出火などがあった事例を受けて、消費者庁の通達で「標準使用期間」が定められるようになりました。期間の設定はメーカー各社が行っています。
エアコンはこのうち10年となっているものが多いです。10年経ったから、すぐに壊れるというものではないですが、メーカーとして、想定される使用期間がこのくらいという意味に取ったとしても、引っ越すとき、そのエアコンの残り寿命はいくらほどでしょうか。メーカーとしての買い換えの目安ですね。
仮に7年使った製品だとすると、残りは3年ほどでしかありません。引越しを機に、新居で新しいエアコンに買い替えるという選択肢もあるのではないでしょうか。
でも、あまり使用していないとか、もともと高機能機種であるからもったいないとか、使い慣れているとか、愛着があるとかこれまでの製品を使い続けたいというご要望が多いのも事実です。
移設するか新規購入するかどっちがおトク?
「引越し業者」でエアコンの移設を引き受ける所はかなり限られてきます。わたくしども上越市を中心とするサービスを展開している「便利屋たすけーる」では、引越しパックとしてエアコンの移設サービスを扱っています。
エアコンの取り外しと取り付けをするのに一般的な方法は以下の場合が考えられます。
①電気工事店に依頼して取り外してもらう方法
②購入した電気屋さんに依頼して取り外してもらう方法(この場合新居が遠いと取り付けが出来ないので、新たに近くで電気屋さんを探す必要があります)
引越しに掛かる費用ですが、大体の相場ですと、エアコン1台当たりの取り外し+取り付け費用は以下のようになります。
4.0kW未満のタイプで、17,000円+運送費
4.0kW以上のタイプで、21,000円+運送費
※エアコン設置の際に必要な追加作業(配管パイプ、コンセント交換、ガス補充、穴埋めキャップ、プラブロック)も含みます。
実際には新居での配管工事の長さが異なると思われるので、見積もり時にお問い合わせください。
エアコンは古い機種ですと、移設に当たり、部品を交換したり、追加の工事が必要となる場合があり、移設料金が最初に考えていたものよりも高くなってしまうことがあります。
もし、「ここ2,3年、冷えが弱いな」などとお感じになっているのでしたら、移設するより、新しいエアコンを購入した方が安くつく場合があります。
「せっかく移設したのに……引越しの翌年や2年後に買い替えることになった」などと言うことになるともったいないですよね。移設代だけ高いエアコンを買える計算になるからです。ぜひ、お引っ越し前にご検討ください。
買い替える場合
エアコンは家電リサイクル法に定める4品目(エアコン、テレビ、洗濯機、冷蔵庫)のひとつです。自治体の粗大ゴミには出せないことになっています。
古いエアコンを処分するには、基本的に購入した電気屋さんにリサイクル料金を支払って回収してもらうのが決まりになっています。(回収された家電製品はその後、メーカーの持つリサイクル工場に運ばれ、分解され資源はリサイクルされます。)
新しく買い替える場合、購入した電気店で古いものを引き取ってもらいましょう。
でも、買い替えではなく、例えば「元の家にはエアコンが3台あったが、新居では2台しか必要ない」場合だってありますよね。年式が新しいもの……製造から3年から5年のものだと、リサイクルショップで買い取ってもらえる場合があります。高機能製品・人気商品だといい値段がつくことも。
「便利屋たすけーる」では、家電製品の回収も行っています。引越しの際に出る、こうした不用品があればお声がけください。
新しいものは高く、古いものも責任を持って処分いたします。(法定リサイクル料金はご負担ください)
エアコンを新居へ移すと決めたら
いろいろと考えあわせた結果、エアコンを新居に移すことに決めたとします。この場合、引越しにかかる作業をどこに頼めばよいのでしょうか?
専門の業者(電気工事店)に依頼する
専門業者は電気工事を主に行っている工務店です。電化製品の設置から、テレビアンテナの工事やコンセントの増設などの資格がないとできない電気工事を主な業務としています。家の新築工事などにも活躍しています。
こうした電気工事店に依頼すると、エアコンの取り外し、取り付けをきれいに仕上げてくれます。
購入した電気屋さんに依頼する
購入した電気店に取り外しと、取り付けを依頼するという方法もあります。商品を購入した日からそんなに経っていなければ快く受け付けてもらえることもあります。過去に自宅の工事をやった実績があるので、安心感も違いますし、作業も確実でしょう。
ただデメリットとして、転居先がその店舗の営業圏内から遠く離れている場合、対応できないこともあります。その場合は新居近くで新たな電気店を探す必要があります。
引越し業者に依頼する
引っ越しを依頼する業者がエアコンの取り外し・取り付けに対応していれば一番便利です。引っ越しの当日に作業し、トラックで移送し、再び新居で取り付け作業をするのです。
ただ、現在、引っ越しとエアコン工事の両方に対応している業者はそんなに多くないのが実情です。
上越市を中心に営業している「便利屋たすけーる」では、引っ越しパックとして、エアコンの移設・取り付けも行っています。家電の回収も業務の一環として行っております。ぜひ一度お問い合わせください。
エアコン引越し料金を安くする方法
エアコンだけで見ると高く思える料金ですが、引っ越し料金の一部とすれば、そんなに高く感じないのではないでしょうか。でも、引っ越し料金は小さな料金の積み上げで決まります。
料金の内訳
エアコンに関しては料金の内訳は3つの作業ごとにかかっています。
取り外し
エアコンは天井近くの壁に設置されており、引越し時に運搬する際はそれを取り外す必要があります。基本的に「高所作業」と呼ばれるもので、慣れた業者に任せた方が安全です。
運搬
エアコンには室内機、室外機という2つのユニットからなります。室外機には冷却用のコンプレッサ(ガスの圧縮機)が内蔵されていて非常に重たいです。冷媒となるガスは代替フロンという温暖化ガスが入っているため、強い衝撃を与えると外部に漏れる可能性があります。
室内機は夏の使用後には熱交換器(フィンのついたもの)部分に水が入っていて運搬時に水が落ちる可能性があります。引越し先で設置前に水漏れとならないよう、雑巾等でくるんでおくことをおすすめします。
取り付け
取り付けも設置場所、設置方法により、金額の違いが出て来ます。
①室外機の設置部材
②配管のパイプ
③配管カバー
これらの消耗品、また、壁に穴を開ける必要があればその料金も加算されます。
一括見積をする
引越し業者、専門業者にかかわらず、まずは、複数社から見積を取ってみましょう。インターネットの一括見積サイトで「最安値」とされるデータが簡単に取れる現在、業者間で競争させて、より安い値段を引き出すのもひとつの手段です。
インターネットのデメリットとしては、算定が概略価格であることが言えます。個別の細かい住宅の条件や引越し荷物に関する情報は反映されません。これらは、業者を決めた後で打ち合わせを経て詰めていく必要があります。
自分で工事する
もう、業者に任せず自分で工事してしまう方法もあります。引っ越し屋さんが来る前までにエアコン室内機を取り外し、輸送中に傷まないように梱包し、引っ越し屋さんには、荷物の輸送のみを依頼するという手段もあります。
ほかの家具や荷物と同じ扱いという発想です。
デメリットは、やはり、エアコンを傷つけずに取り外すことが難しいこと。壁に整然とくっついているように見えて、実際は金属(アルミ)の塊そのものであり、かなりの重量があります。
それに、配管や部品をなくさずに、きれいに外して、うまく梱包するにはやはり、プロの手を借りなければ難しいでしょう。
「もう、古いから壊れてもいいや」という品物でなければおすすめできません。でも、そんな品物だったら、お金をかけて引っ越ししたりしないですよね。
引越しパックの利用
引っ越し業者が用意している引っ越しとエアコン取り付け作業が一体になった「引っ越しパック」も、料金を抑える上でおすすめです。対応できる業者がそんなに多くないことがデメリットです。
わたくしども「便利屋たすけーる」は、お客様の便利を追求する上越市の企業です。引っ越し、エアコン据え付け、家電回収などワンストップで対応いたします。
上越市でエアコンの移設工事を専門にやっている業者の見つけ方
いざ、引越しの日程が決まったら、最終決定でなくても業者のスケジュールを押える必要があります。トラックとスタッフの確保は重要です。特に繁忙期とされる3~4月は、もう、どこの業者も年初から予約が入っていることが多く、特にお客様の休みの取りやすい土日や祝日は難しくなります。
見積を取ろう
まずは、複数社見積を取りましょう。少なくとも3社、多くて5社くらいは調べた方がいいかも知れません。先に述べた理由から、引越し日と時間帯は具体的に伝えてください。曜日によっても価格が変わる可能性があるからです。
高い業者と安すぎる業者は注意してください。平均値くらいにまとまった価格が、お客様のお住まいの地域での「相場」的な価格になると考えてよいでしょう。
「これ」と思った業者があれば早めに絞り込んでください。でも、価格交渉は慎重になさってください。見積時に指示漏れがあったりして、当日、気がついて指示したことが追加料金を取られたりすることもあるのです。
不明な点があれば遠慮なく問い合わせてみてください。優良な業者であれば、見積の内容について、嫌な顔をすることなく丁寧に説明してくれます。
見積書を見比べてみれば、各社の強みや弱点が見えてきます。
自社スタッフを抱えていて、直接作業するのであれば、下請けに出すマージンを取らなくて済み諸経費が抑えられるとか、自社車両を使うのであれば、レンタカー代が不要なので車両代が抑えられるとか、経験が豊富であれば、作業時間を短くすることができるなど、その会社独自の強みが見えてきます。
「自分たちの引越しにはどの業者が向いているだろう?」
その答えが見積書の束の中にあるのです。
経験と実績
わたくしども「便利屋たすけーる」は、1年365日、地域の便利のために働いています。
同じチームで作業していますので、チームワークの良さは抜群。これが作業効率の良さに結びついていると自負しております。
引越し、エアコンの取り付け、どんとお任せください。
便利屋たすけーるの強み
「便利屋たすけーる」は、引越し・エアコン取り付けのできる上越市でも数少ない会社のひとつです。
①親切で丁寧に。お客様満足度97%
②地域最安値に挑戦! どこよりも安心でわかりやすい見積提案
③男性に見られたくない方には女性スタッフが対応
④引っ越しからエアコン取り付けまでワンストップサービス
⑤追加請求なしのわかりやすい料金設定(深夜・早朝料金なしの即日対応)
⑥不用品は再利用や買取してくれるから、処分費用も軽減。
⑦安心の補償制度が充実
⑧新潟県全域の対応
引越し時のエアコン まとめ
購入後5~7年くらいが境界線? 古いエアコンは一緒に引っ越すより、処分して新居で新品を購入した方がお得な場合もあります。エアコンは本体だけではありません。室内機・室外機との間の配管工事も必要になってきます。
引越しは経験のある業者に任せ、後々のトラブルを回避することで安心の新生活を送ることができます。