引越し前に荷物をまとめていると、なにかと出てくるのが不用品。要らないものを新居に持っていくと、せっかくの部屋のスペースを奪ってしまいます。
引越し前に不用品を処分したいけれど、引越しの日にちが迫っていて、どうしていいのかわからない。
そこで、引越し時によく出る不用品とその処分方法をまとめてご紹介します。
目次
引越しのときの不用品の扱い方
不用品としてよく出るもの
引越しは「断捨離」のいい機会になります。部屋の中にあることが常識となっているものを、では、普段は使わなくても新居に持って行くのか? と言われたとき、実際には処分したいものが多いものです。
不用品としてよく出るものには、以下のようになります。
①ベッド
②冷蔵庫
③洗濯機
④衣類
⑤テレビ
⑥タンス
⑦食器棚
⑧エアコン
⑨ソファ
⑩テーブル
新居のデザインと合わないという理由や、引越しを機会に、押入れの奥から出して来たが、もう使わないなどという消極的な理由まで様々です。
ベッドはやはり、いいものを使いたいので、この機会に新しい部屋に合わせて買い替える方が多く、冷蔵庫や洗濯機も毎日使うものなので、新居にデザインを合わせて新調したいという方が多いです。
引越しのときに不用品を処分したほうがいい理由
引越し代が高くなる
不用品であっても、引越し業者は梱包し、大切に輸送し、また、新居で梱包を解き、据え付けてくれます。これは引越し代金に含まれてしまいます。もし、処分するつもりなら、引越しをいい機会に処分した方が経済的であると言えます。
できるなら、不用品の処分は引越し日よりも前にすませておき、引越しの荷物が少ない方が、当日のトラックのトン数や台数が少なくてすみ、また、動員する作業者の数も少ないので引越し料金も安くつきます。
しかし、実際には引越しに気を取られるもの。引越し業者は気合いを入れて選定したが、回収業者のことに気づくのは引っ越した後だったというケースも増えています。
新居で邪魔になる
和室用のタンスやテーブルだが……新居は全室洋間になっているというのは極端な例かもしれません。しかし、半年以上使っていないものは要注意です。
せっかく新居に持って行っても邪魔になるだけといった可能性も。
しばらく着用していない洋服や靴、積ん読状態が長い本、使わなくなったキッチングッズや健康器具、何十年か前に集めていたキャラクターグッズなど多分、もう、段ボールに詰めたはいいが、出さないだろうと思われるものです。
これらも引越しがいい機会です。処分を検討しましょう。
運気・気分が下がる
「風水」でも、いらないものを捨てるのはいわゆる「運気」が上がることなのだそうです。古いものは「陰の気」を呼び運気を停滞させてしまうので、掃除で汚れを落としたり、不要なものを捨てたりといったことはとても重要なこと。
たとえ上質な服でも、「賞味期限」的なものがあり、高かったからとタンスの肥やしにしているのではなく、ほどほどの価格の服を随時入れ替えるのが「吉」。
捨てるときは生ゴミなどとはわけて、紙袋に入れて捨てます。クローゼットの2~3割は常に余裕を持たせ、そこに新しい気が入るようにするとよいそうです。
運気が下がれば自然と気分も下がってくるもの。そうならないためにも、不用なものはこまめに処分しましょう。
面倒・時間がなくて放置される
さて、不用なものを処分するのは面倒であり、時間も消費します。ひと昔前だったら不用な品物は荒ゴミに出したり、大きな家具は粗大ゴミとして、ステーションまで運ぶ手間はいりましたが、そこまですると後は行政が処理してくれていました。
現在、分別が厳しく言われるようになり、それはそれで、ゴミの再資源化ということに繋がっているので、いいことなのですが、何しろ時間を費やされることになってしまいました。簡単にいらないものを捨てられない社会です。
自然、面倒な作業になり、時間をそんなことに取れない人にとっては不用なものに時間を割くことなどナンセンスと思われるようになり、不用なものはそのまま放置されるに至ったわけです。
でも、引越しとなるとそんなことも言っておられません。新居に運ぶか、処分するかの「二者択一」を迫られます。いい機会なのですが、面倒であることには違いありません。
引越し時の不用品処分の流れ
どれを処分するかを決める
普通に暮らして、「部屋の中にあることが、もはや常識となっている」としても、「本当に必要なのか?」と問われたら、そうでもないものがあるはずです。
さらに、新居に引っ越すにあたり、電気製品や家具などは新しい部屋にマッチするように、デザインの合ったものを新しく購入予定の方もいるでしょう。特に、ソファや冷蔵庫や電子レンジにテレビなど新調されることが多いですよね。
これから不用になる予定の品物に加えて、押入れの奥に長年詰め込んでいた衣類や何が入っているかわからない段ボールなど、開けるのも恐ろしい不用の品があるかもしれません。捨てていいかどうかもわからない。
取り敢えず引っ越してみて、後でチェックするのでしょうか。どう考えても、引越し前に整理すべきです。
どれを処分し、どれを新居に運ぶか。引越しの前に行っておくべき作業です。できれば運ぶ物と処分する物のリストを作り、家族の間で周知徹底を図るようにしましょう。
部屋の明け渡し日に間に合うかを確認する
引越し業者が来る前までに、荷物の梱包を終えておかなくてはなりません。いざ、搬出となってから、「ああ、それはいらないや」などと言っている暇も多分ありません。
引越し業者を決めるのは二、三ヶ月も前のことなのに、不用品回収業者を決めるのは決まって、引越しの直前か、あるいは、引っ越した後になることもあります。
新居に入りきらないとか、荷物が一杯で梱包を解けないとかいう事情ですね。
電化製品でも、エアコンは残して行くのか、取り外して転居先に持って行くのか。冷蔵庫は氷を溶かすために前日から電源を落としておきますが、当日の調理に問題はないでしょうか。
いよいよ、部屋の明け渡し日となります。引越しの準備はいいでしょうか? 立つ鳥跡を濁さずといいます。ゴミも片付けてしまいましょう。
それぞれの処分の手続きをする
いざ転居となるとやることは多いです。まずは市区町村役場へ行き、転出届けを出さなければなりません。健康保険証や印鑑証明のカードの返却も忘れずに。
お勤め先にも届が必要な場合もあるでしょうし、お子様がいらっしゃるなら、転校の手続きが必要です。電話・電気・ガス・水道も住所変更手続きが必要です。
そして、引越しが終われば、今度は転居先の役場に転入届を出します。
引越しには手続きしなければならないことがたくさんあります。そんなときに不用品の処分のことなんかに労力を使えないですよね。思いついたときにちゃっちゃと処理していればどんなにか楽だっただろうか?
そう考えたことはありませんか。
引越しに出た不用品の処分方法と各方法のメリット・デメリット
引越しのときに出て来た不用品を処分するのにいくつか方法があります。
売る
インターネットのサイトで売る
有名な所ではヤフオク、メルカリなどがあります。売りたいものの写真を取って、キャッチコピーを考えて、説明文をつけて掲載しておけば、欲しい人が値段をつけ、もしくは、競り合って値段が上がればめっけものです。結構なお金に変わることがあります。
<メリット>
・かなり広範囲に情報が出回るので欲しい人とのマッチングがしやすい
・ある程度のお金に変わる可能性が高い
<デメリット>
・出品する手間と発送する手間がかかり、忙しい人には向かない
・出品してから落札、入金までの時間がかかる
・意に反して値段がつかないこともある
近所のリサイクルショップに持ち込む
近所にリサイクルショップがあれば、そこに持っていき、買い取ってもらう方法があります。
<メリット>
・近所のショップに持ち込むだけなので、楽に処分ができる
<デメリット>
・ほとんどの場合、大した値段はつかない
・全ての品物を引き取ってくれるわけではない
譲る
友人、知人で「欲しい!」と言う人にあげる。または地域のミニコミ誌に「譲ります」というメッセージを出したりSNSや掲示板に出すなどして、欲しい人を探して引き取ってもらう。
<メリット>
・引き取ってもらえる上に、場合によっては感謝される
<デメリット>
・必ずしも引き取ってもらえるわけではない
・友人・知人、引き取ってくれる人のうちまで運搬する必要がある
・譲った後で故障などを起こせば、友情を損なうこともある
引越し業者に引き取ってもらう
引越し業者に、引越しの際に不用物を引き取ってもらうサービスです。その引越し業者を使うならOK、料金は業者によって異なる場合が多いです。詳しくは各社への見積り依頼のときにお問い合わせください。
不用品回収サービスに対応している大手引越し業者は2018年現在で次の通りです。
サカイ引越センター
全国に170を越える営業所を展開し、海外引越しにも力をいれています。不用品買取や不用品リサイクルサービスを行っています。
日本通運
業界随一のネットワークです。安心・安全な引越しサービスを提供しています。粗大ゴミ回収サービスはオプションで行っています。
ハート引越しセンター
引越し業界では数少ない、直営のサービスセンターを全国32カ所に設置。不用品の無料引き取りサービスを行っています。(一部有料あり)
<メリット>
・引越しの際に不用品が片付くので楽である
<デメリット>
・一部の品物は対象外となっている
・家電品リサイクル法の製品はリサイクル料金を取られる
買取専門業者に買い取ってもらう
不用品の処分には回収の他にも買取専門業者に売却という選択肢もあります。まだ使えそうな家電背品やブランド物など残っていませんか?
買取専門業者に相場の価格で処分、しかし、買い取ってもらえないものや価格がつかないものも。主な買取業者として、①買取専門店、②リサイクルショップ、③不用品回収業者、④引越し業者などがあります。
メリット | デメリット | |
特定ジャンルの買取専門店 | 特定ジャンルの買取専門店 ジャンルを特化していて買取価格が高め | ・故障している物、古い物は買取を断られることもある ・専門外の品物の査定は安い |
総合買取専門店 | 総合買取専門店 家電、楽器、ブランド物などを適正価格で買い取ってもらえる | 雑貨や小物は買い取り対象外の場合がある雑貨や小物は買い取り対象外の場合がある |
リサイクルショップ | 雑貨や衣類、小物を含め何でも売却できる 買取金額は安い | 買取金額は安い |
不用品回収業者 | 不用品の処分に時間をかけずまとめて片付けられる | 不用品の処分に時間をかけずまとめて片付けられる 最終的な処分費用がいくらになるか比較ができない |
引越し業者 | 引越しと同時に不用品を処分できる。引越し代金もトータルで見たら安上がりになる。 買取対象品目が限定される | 買取対象品目が限定される |
売りたい物や、物に対するこだわりによって、サービスの選び方が分れます。
棄てる
売ったり譲ったりができなかった場合、いよいよ、棄てるという選択肢になります。
自治体の粗大ゴミ回収を利用する場合と不用品回収業者を利用する場合があります。
メリット | デメリット | |
自治体へ粗大ゴミとして出す | 一般の粗大ゴミは安上がり | ・リサイクル法の品物は受け付けてもらえない ・自分で収集場所に出さなければならない不用品回収業者 業者が全部やってくれる |
不用品回収業者 | 不用品回収業者 業者が全部やってくれる | 優良業者とそうでないところと自分で見極める必要がある |
自治体の粗大ゴミ回収に頼む
対象品目
現在、ほとんどの自治体では粗大ゴミは、資源リサイクルの観点から、専用の破砕施設で小さく砕き、回収できる金属くずをリサイクルし、燃えない物は埋め立て、燃える物は焼却するようになっています。
例外として家電リサイクル対象品(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)、パソコンは製造したメーカーが独自にリサイクルするので、自治体では集めていません。
主な粗大ゴミに該当するのは、大型家具(タンスや本棚)、自転車、事務機器などとなっています。
どうやって頼む? 回収までの手順
計測
まずは、粗大ゴミの大きさを測ります。粗大ゴミとして出していい大きさは、各市町村で定められています。大体30~50センチ以上のものが粗大ゴミ扱いとなっている所が多いです。
申し込み
各市町村の粗大ゴミ受付窓口に電話をして、粗大ゴミの品名……例えば「洋服ダンス」、大きさ、「90センチ×90センチ×180センチ」が「1個」と伝え、粗大ゴミとして出したい旨を係の人に伝えます。
日程と場所
係の人から、○月○日朝○時に、X番地のゴミステーションにシールを貼って持って行くように指示されます。この日時と場所は重要です。そのときに、巡回回収車が回ってくるので、そのときに、粗大ゴミがなければ行ってしまうこともあるからです。
費用の確認
費用は粗大ゴミの種類(多くは家具・電化製品・自転車などでわかれます)と大きさで、粗大ゴミに貼るシールの値段を指示されます。そのときに、伝票番号を伝えられますので、間違えずメモします。後で使います。
コンビニでシールを購入
最寄りのコンビニで「粗大ゴミのシールをください」と言ってその値段のシールを買います。シールには伝票番号を書く欄があるので、メモしておいた番号をマジックで書き入れます。
当日指定場所に置く
最初に、係の人に言われたシールを貼った粗大ゴミを、指定された日時に、指定された場所に持って行きます。
これで、後は回収車が来て、ゴミを持って行ってくれるのを待つだけです。
注意しなければならないのは、マンションなどで大型家具などをエレベータで運ぶときに、壁やエレベータに傷をつけないことです。後で問題になる場合もあるので注意してください。
メリットとデメリット
自治体の粗大ゴミ回収の手続きは前項で述べた通り面倒な物ですが、メリットもあります。
<メリット>
・粗大ゴミで出せる物については、安価である(シール代は数百円~千数百円くらいが多いです)
<デメリット>
・自分で決められた日時に大きなものを持って行かなければならないこと
・回収できないものがある(家電リサイクル法、PCリサイクル法で定められた物)
・指定日時が必ずしも自分にとって都合のいい日とは限らないこと
・1回に出せる個数が5~10個と限られていること
・倒れそうな背の高い家具でも自力で運ばなければならないこと
頼めないもの
クルマ、バイク、タイヤ、ピアノ、石油、プロパンガスボンベ、大型耐火金庫など、適正処理が困難なもの。
特別な手配、対応が必要なもの
リサイクル家電
家電リサイクル法とは?
「一般家庭や事務所から排出された家電製品から、有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、資源の有効利用を推進するための法律」です。
この法律があるため、自治体の粗大ゴミ・大型ゴミの収集でもこれら機器は対象外となっています。
対象物は?
対象となる「家電4品目」(いずれも家庭用機器のみ)は次の通りです。
①エアコン
②テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
③冷蔵庫・冷凍庫
④洗濯機・衣類乾燥機
費用は?
処理費用は消費者が負担するものとなっていますが、同じ店で同等の商品を購入する場合、店が古い製品を無償で引き取ってくれたりします。それ以外の業者では処理費用を徴収される場合もあります。
買い換えの場合は、なるべく配達時にいらない家電も含めて引き取ってもらうよう交渉することも大事になってきています。
パソコン
パソコンの処分方法
パソコンはPCリサイクル法で、製造したメーカーが引き取って解体・分別・再資源化を行うことになっています。
PCには「リサイクルマーク」の入ったシールが貼り付けてあり、それは、購入時にリサイクル費用を支払ったことを意味しますので、その場合、無償で古いパソコンを引き取ってもらえます。
このマークがない古いモデルでは、リサイクル料金を支払ってメーカーに引き取ってもらわなければなりません。
中のデータはどうなる?
長年使用してきたパソコンだと、中身は個人情報で一杯ですよね。「完全消去」を謳ったメモリー消去ソフトも販売されていますが、捨てるパソコンにお金をかけるのも考えてしまいます。
一応、ほとんどのメーカーの回収サイトでは、ハードディスクを責任持って破壊し、データを消去する旨書いてあります。
クルマ、バイク
もう乗らなくなったという理由では売却がオススメです。
でも、老朽化、災害などにより、使用出来なくなったために処分するという場合、買ったお店か、解体工場まで持っていって引き渡すという流れになります。自走できない場合は別途レッカー費用が必要となります。
クルマの廃車手続き
必要書類は、
①所有者の印鑑証明書
②所有者の委任状
③車検証
④ナンバープレート(前後の2枚)
⑤「移動報告番号」と「解体報告記録がなされた日」のメモ書き※
※メモ書きは、リサイクル券(使用済自動車引取証明書)に記載されている「移動報告番号」と、解体処理が終了した旨の連絡をリサイクル業者から受けた際の「解体報告記録がなされた日」を控えたメモ書きです(こちらが解体を行った証明になります)。
また、次の場合、別途書類が必要になります。
⑥車検が1ヵ月以上残っている場合(重量税の還付があります)
⑦車検証記載の所有者の住所・氏名が印鑑証明書と異なる場合。ローンで買った場合など、ディーラーが所有者、持ち主が使用者となっている場合があります。
これらをそろえて、解体工場か、直接行くならナンバーを発行した陸運局へ行きます。
バイク(50cc)廃車手続き
これも、バイク買い取り店へ持ち込む方が簡単ですが、本体を解体工場へ持ち込み、自分で手続きをやる場合、次の書類が必要です。
①印鑑
②ナンバープレート
③標識交付証明書
これを持って市町村の役場へ行きます。
不用品回収業者に依頼したほうがいい理由
不用品回収業者に依頼するのがオススメの理由
手間がかからず、早くて確実なのが特徴です。自治体の回収は自分で不用品を運び出し、指定場所まで運搬しなければならないのに対し、業者の場合、業者が養生を行った上で不用品を搬出してくれるために、建物に傷をつけることもなく、重たい荷物に悲鳴を上げることもありません。
これは、例えば、タンスなどの大型ゴミをマンションのエレベータなどで運んだ際に、廊下やエレベータなどを傷つけた場合、後で問題にされる恐れがあります。養生をきちんとすることで、こうしたリスクをなくします。
また、自治体の場合は回収日時は自治体が指定するため、平日が多く、会社員の方や、平日の対応が難しい方には負担となります。一方、業者の場合は、こちらの都合の良い日を指定出来るメリットがあります。
引越しのときは他にもやることがたくさん、手間は少ない方がいい
引越しの際は、元の住居を空にした後、清掃してから、荷物と共に引越し先にいき、こちらでも清掃してから荷物を搬入します。元あった場所に入れるのではないのですから、うまくは収まらないでしょう。
あっちへやったり、こっちへやったり、はたまた、二階へ移動したり。ようやく、荷物が収まったら、ご近所様への挨拶も忘れてはなりません。
むしろ、これからお世話になるのですから、これが一番大事かも知れません。
「大型ゴミの始末? あとあと」と、大抵のお客様は考えます。
でも、引越し業者が引き上げてしまうと、重量物を運搬できる人手はもういないのです。人に頼めることは頼んでしまって、ご自身はもっと大事なことがあるのです。
明日からの新しい家から職場までの通勤。そして、子供たちは新しい家から新しい学校への通学が始まるのです。
住所変更届なども重要ですが,何より新しい環境に慣れることが最優先です。
もう、粗大ゴミに関わっている場合ではないのです。優良な回収業者を見つけ、全部委託してしまう。それがベストだと考えます。
複数の不用品をまとめて回収
新しく引っ越してきた町では、また、ゴミ出しのルールは違っています。挨拶に行った、あるいは、向こう様からいらした自治会役員の人から、ゴミ出しのルールのことを教わったりします。近所づきあいは大変です。
「こんなことなら、前の町で粗大ゴミに出すんだった!」
と、気づいても遅いのです。今日からはこの町の住人なのです。
ほとんどの町では、これらを粗大ゴミと称するケースが多いです。
①長い部分が30~50センチを超える大型ゴミ
②プラスチック・木・金属で出来ているもの
これより小さなものは、「不燃ゴミ」としている所が多いです。
粗大ゴミは3.2.で示したように、市町村の定めるところに従って、普通のゴミ収集とは違った方式で集められています。
電話かファックスで予約しなければならないのですが、大抵の町では、1回に頼める収集は5~10個までです。
引越し直後に「うちには入りきらない…」「これはもういらない。捨てよう」と考えたゴミはこの規制に入りますでしょうか?
粗大ゴミ回収業者であれば、こうした制限はありません。家に来てもらって、「印のあるもの全部持って帰ってください」と依頼すればこと足ります。
引越し後、家族はそれぞれ新しい環境に慣れるために、余力はありませんし、あっても、別の方向に使うべきでしょう。依頼できるのであれば、ベストな選択だと考えます。
家の中まで取りに来てくれる
粗大ゴミは、小さなものなら自分でゴミ出しも可能ですが、タンスや本棚など重量物になると、持って動くだけでも困難ですし、人によっては腰を痛めたりするものです。
回収業者であれば、「指定地点」などと堅苦しいことも言わず、家の中まで取りに来てくれます。もちろん、廊下や扉など、傷つけないようにきちんと養生をします。
また、老朽化したクーラーなどがあれば、取り外し、室外機も撤去します。
リサイクル家電やパソコンなど特殊なものも対応してくれる
本来、リサイクル家電やパソコンは製造したメーカーで解体し、再資源化することになっていますが、回収業者では、再生業者に再販し、中古器具、中古パソコンとして再利用出来るようにしています。
もちろん、データは消去しますのでご安心ください。
費用が事前に確定する
回収する粗大ゴミの大きさと個数がわかれば、見積もりを出すことができます。一度出した見積もりが後になって変わることはありません。
中には、「無料回収」を謳っておきながら、後になって「全部が無料だとは言っていない」と強弁し、追加料金を請求する業者がいますので注意してください。
回収日を指定できる
自治体の回収では、回収センターが日時と場所を指定しますが、回収業者は、お客様の指定する日時に回収に伺います。
昼間忙しい方のために、夜・早朝でも対応いたします。
不用品回収業者の選びかたと「便利屋たすけーる」の強み
料金体系は明確か?
まず大切なのは料金です。トラック台数、人員、各品目の回収費用などを足し合わせたものです。見積時に提示した以外の料金はいただきませんのでご安心ください。
指定の日に来てもらえるか?
普段はお忙しいお客様の事情を考え、指定の日時は厳守します。
もし、重量のあるもの、大きいものなどお客様で搬出が困難であれば、許可を得てからお部屋の中まで回収に伺います。
特殊なものも対応してくれるか
あらかじめ、その旨連絡いただければ、対応可能です。
その場での追加も対応してもらえるか
棚をどけたら、もう一個荷物が見つかったと言う場合でも、回収指示があれば持ち帰らせていただきます。トラックや作業員の増員が必要なほどの大量のゴミでなければ、追加料金はいただきませんのでご安心ください。
説明や対応がわかりやすいか、感じがいいか
見積時に作業内容、金額等を納得行くまでご説明申し上げます。感じがいい。と、お客様が判断なさったら発注してください。
便利屋たすけーるの強み
(1)親切で丁寧に。お客様満足度97%
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(3)男性に見られたくない方には女性スタッフが対応
(4)引っ越しからお掃除までワンストップサービス
(5)追加請求なしのわかりやすい料金設定(深夜・早朝料金なしの即日対応)
(6)不用品は再利用や買取してくれるから、処分費用も軽減
(7)安心の補償制度が充実(損害保険加入)
(8)新潟県全域の対応
新潟県全域エリアを対応いたします。対応エリアの場所の違いで料金が高くなることはございません。
その他、エリアに関しましては、ご相談ください。
引越しのときの不用品 まとめ
引越しのときは、家のなかの不用品を処分する絶好のチャンスです。もういらないものであれば、新しい部屋にわざわざ持っていく必要はありません。
逆に、ここで処分しないと、新居でもまたそのへんに置きっぱなしにして、いつまでも放置してしまう可能性もあります。
時間が経てば経つほど、処分するのが億劫になっていきますので、早めの対応を心掛けましょう。